不二子 – 桐だんす

明日は定休日だから

2024/3/17 上遠野プチオンリー/オンリー『世界はきみのためにある』にて発行
アンソロ『超新星の光』より再掲

小宮山ちゃんは真面目

1コマ目
ジンクスショップの事務所を背景に、笑顔で話しかけてくる小宮山と、それを止めようとしている困ったような顔の不二子
小宮山「せっかくだからあたしも占ってくださいよぉ！」（コイツの力を直に見られれば…）
不二子「ちょっと！！」

2コマ目
手前に小宮山と不二子、奥に柊が座っている
不二子「いくら従業員だからってそんな…」
小宮山「えーいいじゃないですか。お金払いますよ？」
不二子「そういう問題じゃなくってね、」

3コマ目
頬杖をついて少しため息をつく柊
不二子「あんまり立場を私的に利用しようとするのは控えて…」
柊「……あまり、」

4コマ目
きょとんとしてる小宮山と不二子
酸素「狡いことには向いてないな…真面目すぎる」

1コマ目
立ち上がって小宮山の横を通り過ぎる柊と、それを目で追っている小宮山　奥に不二子
柊「そのままでいるか…己の欠点に向き合うかは、君次第だが…」

2コマ目
ドアを開けて出て行く柊

3コマ目
パタンとドアの閉まる音と、困惑している小宮山と不二子
小宮山「占い？注意？」

4コマ目
満面の笑みで自分を指差す小宮山と、苦笑いしている不二子
小宮山「あたしってそんなに真面目ですかね？」
不二子「いやー…ははは…」

5コマ目
おつかれさまでーすと言っている小宮山と、疲れた顔ではいおつかれと言っている不二子